Philosophy 革にまつわるエトセトラ

WHO SAID FUR IS NOT ETHICAL?

2012年10月9日

今日は、この秋の新製品、ふわふわのファーバッグについてご紹介します。

こちらのファーバッグにはエチオピアの子ヤギの毛皮が使われています。
毛皮といえば、アンエシカルファッションの代名詞。
なぜandu ametでそんなものを扱っているのかと疑問に思われるかたもいるかもしれません。

この毛皮の産地であるアファール地方というのは、人類発祥の地として世界遺産にも登録されている地ですが 、一方で50℃を越す日が三ヶ月以上も続く、年の平均気温が最も高い世界記録を持っています。
火の風と呼ばれる熱風が吹き荒れ、荒涼とした砂漠の果てに、マグマが吹き出す火山がある、まさに地球上で最も過酷な場所です。

フライパンに落とした卵は、目玉焼きになるどころか、一瞬にしてかぴかぴの乾燥卵になってしまうほどだとか。


画像:地球イチバン(NHK) 「地球でイチバン暑い場所」~エチオピア・アファール低地~

雨は年に2、3度しか降らず、緑がほとんどありません。
そんなアファールに暮らす人々は、少ない緑を守るため生活の知恵として 、ヤギが生まれると、雄は繁殖用の一匹を残して全て食用にしてきました。
昔は、そのあとの皮はただ破棄されていただけだったのですが 、近年になって、それが皮商人に売れるようになり、資源の再利用ができるようになったとともに 、過酷な生活をしている彼らの収入源になりました。

エシカルに暮らすということは「○○だからよい」「××だからダメ」と決められた基準にただ従うことではなく 自分で調べ、頭で考え、そして選ぶことだと私は思っています。
そんな私が自分なりに調べ、考え、充分エシカルだと思えたので 、普段使っているシープスキン(羊革)の他にあえて、秋の新製品の素材としてこのヤギの毛皮を選びました。

皆様は、エシカルな毛皮というのは存在すると思いますか?

You Might Also Like