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原点

2012年4月17日

今日は都内某所にて、JICAボランティア、専門家、民間企業、NGO…etc.エチオピアにゆかりのある方々をご招きして、ささやかなお披露目会を開催しました。

さすがにエチオピアに造詣の深い皆様だけあって、たくさんのアドバイスや質問をいただきました。

ひとしきりのブランドの説明がすんだあとは、交流会。
エチオピア料理店のスタッフAさんがお祝いに持ってきてくれたエチオピアワインで、皆で乾杯。
エチオピアの時事ネタや、懐かしい昔話に花が咲きました。

振り返ってみれば、はじめてエチオピアの地を踏んだのは、2002年の4月。
今からちょうど10年前のことでした。

空港から降り立った時の第一印象は「思ったよりも都会で住みやすそう!」だったのですが、
一歩裏路地に入った途端、電気も水もないようなスラムがあり、数メートルごとに行き倒れのような人がいて ショックを受けたことを今でも覚えています。

こんな生きるか死ぬかの瀬戸際に立たされてる人々の前でデザイナーができることなんてあるのか、私はここでなにすればいいのだろう…と、赴任してしばらくはずっと混乱していました。一緒に派遣されたもう一人の隊員の<医療機器>という職種に比べ、 自分の職種が間抜けに思えて仕方がありませんでした。

でも2年間、物作りをする人たちと一緒に仕事をし、同じ食事をし、語りあう内に 、そんなエチオピア(後にガーナ)でも、とても可能性のある素材や人材がたくさんあることに次第に気づくようになりました。 彼らと本当にかっこいいものを作って、皆をあっと言わせよう!
援助に頼らなくても、いいものさえ作ればいくらでもお金が稼げるんだということを証明しよう!という想いで ファッションショーやフェアトレードプロジェクトを企画・開催するようになったのです。

改めて振り返ると、想いもやろうとしていることも、当時とほとんど変わっていないことに
我ながらあきれてしまいます。
この10年の間に色々経験して、ずいぶんと大人になったと思っていたけど 、人はそれほど簡単に変わるものではないのかもしれません。

発売を直前に控え、自分の原点にトリップさせられた、 不思議な夜でした。

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