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- andu amet News Letter 2020.8.27号

2020.8.27号


本日発売です!
上質で柔らかなレザージャケット、Ebreeze(エブリーズ)
前回のNews Letterでもお届けしました、新作レザージャケットEbreeze。本日8月27日、News Letter読者様だけに先行して販売を開始いたします。今回はこのEbreezeの開発にかける想いやこだわり、製作の裏側までご紹介いたします!

Leather
エチオピアシープスキンの最大の特徴はなんといっても滑らかで柔らかな肌触り。
シープスキンにやさしく包まれているような感覚を楽しんでもらうために、裏地をつけないデザインにする、ということは企画段階から決まっていました。
ただこれまでバッグに使っていた革では、着用がスムーズではなかったり、スエード面の毛羽が服についたり、汗をかいたときの色落ちがしやすかったり…といった問題が発生。
今回、このレザージャケットのために新たなる革を、タナリー(皮なめし工場)と共同開発することにしました。
営業担当者や技術開発チームの皆さんと打ち合わせを重ね、幾度もサンプルを作ってもらって、難産の末にやっと生まれたのが今回採用しているガーメント・シープスキンです。
この新しい革の完成のおかげで、「重くて硬い」「着心地が悪い」というイメージを払拭し、軽やかで抜け感のある現代的なジャケットを作ることができました!

Design
このソフトライダースジャケットのファーストサンプルをつくったのは今から5年も前のこと。
流行の移り変わりに合わせてとっかえひっかえするような服ではなく、一生モノとして長く着ていただくために、それから実は何十型もサンプルを作成し続けてきました。
すっきりみえるけど、リラックスできるゆったりとしたライン。
エチオピアシープスキンならではのくたっとやわらかな質感は活かしつつ、だらしなくはならないように。
コンセプトである「素肌でいるよりも心地よい着用感」は備えつつ
カジュアルになりすぎず、どんなシーンでもス洗練されてみえるようなスタイルを実現するために、妥協したくなかったのです。
バッグ以上に数ミリの違いが大きく影響する洋服づくりにおいて、ここだというピッタリの線を見つけるのは、試行錯誤の連続でした。
新たなサンプルができあがるたびに、日本、エチオピアの両国で様々な体型のスタッフに着用してもらい、少しずつ少しずつ形を変え、ようやく満足いくものに仕上がったのです。

Production
このEbreezeは、当社の工房の中でもトップクラスのエキスパートの職人が担当しています。
流れ作業ではなく、ひとつの製品につき、ひとりの職人が一から十まで担当しているのです。
1着ごとに、どのスタッフが担当したかがわかるようになっており、担当者は日々責任と誇りをもってEbreezeの製作にあたっています。
ちなみにこのレザージャケットを1着つくるには、なんと6枚もの革が必要になります。それはひとつひとつのパーツが大きく、パーツごとに一枚革を使用するから。細かな革をつぎはぎして使う方が革の使用効率は良いのですが、着心地の良さやすっきりとしたシルエットを実現するために、贅沢な革づかいとなっています。

From Designer
先ほどお伝えした通り、このレザージャケットを企画したのは5年前になります。わたし自身、今回発売する製品とは少し異なるものの、初期のデザインをずっと着ています。
ファッション誌の撮影や講演などのハレの日はもちろん、飛行機での長距離移動の日も、工房でも。
きちんと見せたいときも、華やかに見せたいときも、ただただリラックスしたいときも。
春夏はノースリーブのワンピースとあわせて
真冬はダウンの下に
さっとはおるだけでなんでもない普段の服をランクアップしてくれる上、着心地がよいので、どうしてもこればかり着てしまうのです。
(それにこれを着ていると、必ずといっていいほど褒められます)
5年という歳月が経ち、革は味が出てやわらかくなり、着心地はさらによくなってきました。
わたしがブランドはじめて以来一番の自信作、ぜひお試しください!

本日8月27日より、NEWS LETTER読者様限定で
「Ebreeze」を先行発売いたします
商品ページにお進みいただいたあと、
カートボタンの上「パスワードを入力してください」の欄に
以下のパスワードを入力してください
パスワード
Ebreeze
Information

ポップアップ開催のお知らせ
新製品のジャケットをひっさげ、全国の百貨店でポップアップを開催いたします。デザイナー鮫島も各店にてみなさまをお迎えいたします。直接お手に取りたい、という方はこちらでお待ちしております。
(ただいまCOVID-19の影響により、エチオピアからの入荷便が不安定になっております。場合によっては受注販売となる可能性もございますことを、ご了承ください)
9.8(火)- 9.14(月) 西武渋谷店A館1階
9.16(水)- 9.22(火) 日本橋高島屋本館1階
9.30(水)- 10.6(火) 名古屋高島屋1階
10.21(水)- 10.27(火) 阪急うめだ本店1階
All about leather

ヘビ革
その種類よって模様やうろこの形が異なるへび革。人気の高いいわゆるパイソン柄はアミメニシキヘビのもので、ほかにもコブラや水蛇など地球上にはなんと2000種以上ものヘビがいるそうです。日本的な感覚だと「あんな小さな生き物からどうやって革をとっているんだろう」と思ってしまいますが、バッグなどに使われるのは体長数メートルにも及ぶような種類。そういえばガーナの田舎に住んでいた頃、時々大蛇が出てきては村人たちに退治されていたのを思い出します。
Letter from Ethiopia

ニューベビーのパパ
ちょっと前になりますが、エチオピアのアトリエの工場長イルカルに赤ちゃんが生まれました。元気な男の子です。工房ではケーキとコーヒーでささやかにお祝いしました。皆から贈った大きく引き伸ばした写真は、赤ちゃんにとっての記念すべき1枚目の写真だそうで、自宅のサロンに大切に飾ってくれているそうです。誰かと会うたびに「ニューベビーのパパのイルカルさん」と呼ばれ、嬉しそうに恥ずかしそうに微笑んでいます。

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